ウェイクのウィンドウウォッシャータンクの漏れを修理する
ウインドウウウォッシャー液が漏れてHALFの少し上あたりまで勝手に減るようになってしまったのをどうにかする。
必要な工具
- 10mmのスパナ
- 奥まった位置にあるM10ボルトを外せる工具 (ラチェットレンチ + エクステンションバーやT字レンチ)
- マイナスドライバ
- プラスドライバ
ウィンドウウォッシャータンクの外し方
運転席側フェンダーライナーの取り外し
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運転席側フェンダーライナーのクリップをマイナスドライバーでこじって外す。
マイナスドライバーは奥につきあたるまで押しこまないとクリップが割れるので注意。コツをつかむまでに何個か壊した。 -
マイナスネジのような溝のついたクリップを回してロックを解除し、内側へずらす。
バンパーの取り外し
- バンパー左下のクリップ2個を取り外す。
- バンパー右下のクリップ2個を取り外す。
- バンパー中央のクリップ2個を取り外す。
- 助手席側フェンダーライナー の小さいクリップとマイナスネジのようなクリップを運転席側と同様に取り外す。
- ナンバープレートを取り外し、ナンバーに隠れているクリップを取り外す。
- バンパー上部のクリップ4個を取り外す。
- バンパーをずり下げてフェンダーから外し、手前に引き抜く。
- フォグランプのコネクタを取り外す。近くにフォグランプの光軸調整ネジがあるので注意。
運転席側フロントフェンダーの取り外し
- フェンダー右の六角フランジタッピングねじとねじ側が出張ったフランジボルト2本を取り外す。
- フェンダー上部のねじ側が出張ったフランジボルトと、ヘッドライトとサイドパネルを接続するピンを取り外す。
- フェンダー下部のねじ側が出張っていないフランジボルトを取り外す。
- フェンダー左下の運転席ドアのに隠れている丸いピンをドライバーでこじって外す。
- フェンダー左中央あたりの運転席ドアヒンジに隠れているピンを取り外す。
- フェンダー左の運転席ドアに隠れているねじ側が出張っているフランジボルト2つを取り外す。
- フェンダー左上の運転席ドアに隠れている丸いピンを外す。
- ワイパーとフェンダーの間にあるカバーを上に引き抜く。
- パネルに隠れていたボルトを外す。
他の部分に使われているねじ側が出張ったフランジボルトと似ているが、このボルトだけ他と違い、ボルトとワッシャーが分離していて、ねじの先だけ径が少し細くなっている形状をしているので注意。 - フェンダーのAピラー付近を掴んでサイドパネルを手前に引き抜き、ヘッドライトをずらしてサイドパネルから外す。右サイドマーカーのコネクタも外す。
やっとウィンドウウォッシャータンクが外せる状態になった。
ウィンドウウォッシャータンクの取り外し
- サイドマーカーとウォッシャーポンプの電源ケーブルをウォッシャータンクから外す
- ウォッシャータンク上部のピンを外す
- (運転席側から見て)ウォッシャータンク左下の銀色のボルトを外す
- ウォッシャータンク右下の銀色のボルトを外す
- ウォッシャーポンプの電源コネクタとチューブを外す
- ウォッシャータンクを下に引き抜く。
ウォッシャータンクは矢印状の返しで車体にぶらさがっているが、上から返しをつぼめることはできないので、返しが折れるのを覚悟で下に引き抜くしかない。
ウォッシャータンクの修理
ウォッシャータンク回りをいじっているうちに漏れが直ってしまったようで、外して水を入れた状態で傾けたり、圧力をかけたり、車体に取り付けなおして放置しても漏れなかった。仕方がないので元に戻してウォッシャー液を入れなおした。
追記 (2019/04/20)
またウォッシャー液が勝手に減るようになったから、ウォッシャー液タンクのところまで分解した状態で液を入れて2時間くらい様子を見てみたが、何も起こらなかった。何で漏れたり漏れなかったりするんだよ。